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肥薩線巡りの旅 3日目

さて、遅れておりました肥薩線巡りレポートもいよいよ最終日!
この日は、3日間の肥薩線巡りの中で、最も濃い1日となりました!

午前中は「山線」巡り。
真幸~大畑~矢岳、という順番に、日本有数の山岳路線をたっぷり堪能します!


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まずは矢岳を越えて、真幸駅に降り立ちます。
真幸駅の中は、本がたくさんあったり七夕飾りが飾られたりと、
山深い中にありながらも、人の息吹を感じる、優しい駅舎という印象でした。

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かつて、駅の周りが土石流に飲み込まれたという、
悲しい歴史があるからこそ、そう感じるのかもしれません。
勿論、ホームの上の「幸せの鐘」も鳴らしてきました^^

真幸を出発すると、真幸~矢岳間で、右手に日本三大車窓の1つ、
「矢岳越え」の絶景が見えてきます!

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おお~、噂に違わず、素晴らしい眺めですね!
朝は霧が出ていたので、霧が晴れると格別の眺めです。


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そんなこんなで、列車は大畑駅に到着。
こちらの駅では、「大畑駅を愛する友の会」の皆さんが、駅の前で出店を開いていました。
朝ご飯もろくに食べてなかったので、パンを1つ買ったところ…
「あらぁ、神奈川から来たの、遠いところから…
良かったらおばちゃんたち、お弁当あるけど、食べてく?」
なんと、皆さんからお弁当をご馳走になってしまいました!

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駅の中で、おにぎりや野菜をふんだんに使ったおかず、自家製の漬物、葛餅まで…
恐縮しつつも、たくさんご馳走になりました。
もう嬉しくて美味しくて、何より、こんな見ず知らずの人間に対する皆さんの優しさに、
本当に涙が出そうになりました。

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↑「大畑駅を愛する友の会」の皆さん。

何度もお礼を言って、名残惜しつつもお別れです。
「次来た時は、もっとゆっくり過ごしたいです」
「待ってるよー」
旅の最中、見ず知らずの方の優しさに触れると、心が洗われます。
「大畑駅を愛する友の会」の皆さん、本当にありがとうございました!

身も心もいっぱいになって、ここから乗り込む列車は…

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こちら、「いさぶろう・しんぺい号」です!
昨日も乗った列車ですが、改めて中を見ると…

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木目調でシックな車内が、かなりいい感じです!
昨日の「はやとの風」もそうですが、JR九州の列車は、どれもお洒落ですね。

アテンダントさんによる案内放送を聞きつつ、向かった先は…

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ここ、矢岳駅です!
この矢岳駅の標高は536m で、肥薩線の中では1番高い場所にある駅です。
そして矢岳駅に着いた頃から、天候はお天気雨になりました。
旅に出た時は、いつも雨はやだなぁ…って思っていましたが、
こうしてくるくる天気が変わると、色んな表情の景色が見れて、
これはこれでなんだか楽しいですね。

小1時間、矢岳駅でのんびり過ごしたのち、再び人吉駅に戻ります。
そして、いよいよ…

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ここから、SL人吉に乗り込みます!
すごいです、思ってた以上にとっても綺麗! そして人気もすごい(笑
家族連れ始め、みんながSLの前で記念撮影をしています。

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中はとってもお洒落で快適な客車になっています! 何しろビュッフェまである。
ハチロク自体は大正11年生まれの超ベテランですが、このSL人吉、
なんだか「最新型SL」という表情がしっくりきます。

そしていよいよ出発です!
SLは、「川線」をゆっくりと、力強く走って行きます。
窓を開けるのが躊躇われたため、
SL独特の走行音や煙の香りを感じられなかったのが、少々残念ではありましたが^^;

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客車の先頭と最後尾は、オープンスペースになっていて眺めが素晴らしいです。
常に、窓には子供たちが張り付いていました^^

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そうこうしていると、アテンダントさんによる「熊本弁講座」が始まりました。
子供に混じって、参加してしまっている自分(笑
う~む、知らないとわからない言葉ばかりですね。
例えば、「ありがとう」は、熊本弁で「だんだんなー」と言うらしいです。
こんな感じで、乗っている人たちを飽きさせない、色んな工夫がされているんですよね。

楽しい時間を過ごす内、列車はあっという間に八代に到着。
名残惜しいけれど、これで肥薩線ともお別れです。

「お楽しみ頂けましたか?」

列車から駅のホームに降りた時、後ろから声をかけられました。
振り返ると、先程熊本弁講座をしていた、あのアテンダントさん。

「はい、とっても楽しかったです。熊本はいいところですね」
「それは良かったです。私もここの生まれで、ずっとこちらにいますので」
「また来たいですね」
「…だんだんなー。きっとまた、いらしてくださいね」

そしてSL人吉を見送り、3日間の肥薩線巡りの旅は終わりました。

今回の肥薩線巡りは、車窓も駅舎も列車も食も一級品でしたが、
それにも増して、「人」が印象に残りました。
旅先で出会った人たち。もう二度と会えないかもしれない、
でも、ひと時の触れ合いは、とても印象に残っています。
そんな、ひと時の「出会い」こそ、旅で1番大事なものなのかもしれません。

全てが一級品で、魅力あふれる肥薩線。
それを取り巻く人たちの「情」と共に、
いつまでも、そのままの姿であってほしいと思います。
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コメント

No title

お弁当うまそうですね!!
この列車や路線の周囲の様子をみてると、人気が高いのも確かに頷けます。
温かい人達や優美な列車、素晴らしい景色に情緒あふれる駅舎。
鉄道旅行の醍醐味が詰まってますね。
次回動画のネタでしょうか…とても楽しみです。

Re: No title

>おなかすいた様

はじめまして! ご訪問、どうもありがとうございます。
車窓、列車、駅舎、食、人情、
肥薩線は、そんな鉄道旅行の魅力が詰まった素敵な路線だと思います!
ぜひ、また乗ってみたいですね~。
そして、次回の動画に登場するかどうかは・・・
ふふふ、動画完成まで秘密にしておきますね^^

No title

こんばんは。
「大畑駅を愛する友の会」の方々はとても親切ですね。たまにローカル線に乗って暇つぶしをすることがあるのですが、"秘境駅"のような人気のない駅もいいですけど、住民の暖かさがある駅に降りると、なんだかホッとします。
都会では味わえない人の温かさがあるのも、ローカル線の魅力のひとつですよね。

長文失礼しました。

Re: No title

>久留里線のとりこ様

そうなんですよね、地元の方に愛されている、
そんな雰囲気の駅に出会えると、ほんとにほっとするんですよね。
そういう、人の温かさの残る路線というのは、いつまでも残ってほしいと思います。
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