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「琴浦さん」第12話感想 ついに迎えた大団円。かつて心を閉ざしていた少女は…

第12話(最終回) 「伝えたい言葉(ココロ)」

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ここまで、「毎回最終回」と呼ばれ、たくさんの笑いと感動をくれた「琴浦さん」
「他人の心が読める」――その能力ゆえ、
心を閉ざしていた少女の物語は、どのような結末を迎えるのか?
正真正銘、“本当の最終回”を迎えた、第12話の感想です。
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冒頭、御舟部長からいきなりのESP研解散宣言!
「私の居場所が~・・・」とへこむ琴浦さん。


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しかし、すぐに“新・ESP研”発足を宣言する部長。
新たな活動内容は「超能力者である琴浦さんで遊ぶこと」・・・
・・・って、今までとあまり変わってない(; ̄ェ ̄)


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新ESP研発足を祝って、カラオケに行くことになった面々。
しかし部長、「用があるからちょっと手伝って」と、琴浦さんと2人で部室に残ります。
何かを悟る琴浦さん。


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訪れる沈黙。
やがて、琴浦さんが一言、


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「部長・・・もういいですよ。こんなことする必要、初めからないんです」
「だからもう・・・謝らないでください」



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部長の目からは、大粒の涙が・・・


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「私を見ると、いつも謝ってましたよね。怒ってる時も笑ってる時も、ずっと」
「でも・・・本当に謝らなくていいんです」



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「だけど・・・! 私、ずっとあなたを利用しようとして・・・」

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「知ってます」

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「いい先輩面して、あなたを自分の思う通りに動かそうとしていた!」

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「知ってます」

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「優しいあなたの同情を誘うため、嫌なものをわざと見せたわ!」

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「知ってます」

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「お母さんの無念を晴らすため、何も関係ないあなたを危険に巻き込んだ!」

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「はい・・・全部知ってます。だって私は、超能力者ですから」

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「なんで私を責めないの!? 私はいい先輩でもなんでもない、打算まみれの薄汚いだけの・・・!」


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「だって、私にそんな資格ないです。私だって、部長を利用していたようなものですから」


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「ありがとうございます。そのままの私でいられる、こんな素敵な場所をくれて・・・!」

やはり、すべてを知っていた琴浦さん。
お互いに心に抱えていたものを打ち明けられ、部長の気持ちにも決着がつきました。
室戸君の言っていた通り、部長は心から悪人にはなりきれず、ずっと心の中で謝り続けていた。
琴浦さんも、部長が根っからの悪人でないことを知っていたからこそ、
部長に協力していたのだし、何より、
自分の居場所をくれた部長に感謝していたのでしょうね。

原作の、部長が本心を打ち明けるシーンが印象深く、
前回までそのシーンがなかったのでアニメではやらないのかー・・・
と思っていましたが、最終回に持ってきたのですね。
良い形でアレンジされていて、部長とも気持ちよくしがらみがとれて、
良いシーンになっていると思います。


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カラオケに向かう途中、部長からの好意にまるで気づかない素振りを見せる、
室戸先輩の朴念仁っぷりに対し怒りをあらわにする部長。
そんな部長の話を聞く内、自分も真鍋くんから、
直接「好き」と言ってもらったことが無いことに気づく琴浦さん(; ̄ェ ̄)


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カラオケの帰り、真鍋くんとの別れ際。
今日も、真鍋くんから「好き」という言葉は聞けず。
(別にいいよね。言葉にしてもらわなくても・・・ちゃんと気持ちわかるもん・・・)


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琴浦さんが帰宅すると、部屋の電気がついています。
「つけっ放しで出ちゃったのか、電気代勿体無い・・・」と呟く琴浦さんでしたが・・・


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なんと、そこにはラスボス琴浦ママの姿が!!


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近くの店まで食事に来たが休みだった、鍵は管理人に開けさせたというお母さん。
険しい目つきとトゲのある口調は相変わらずです。
「酒と食事ぐらい出しなさい!」と相変わらずの傍若無人っぷりを発揮。

「すぐに買ってきます!」という琴浦さんに対し、
「私も行くわ」と立ち上がるお母さん。


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(夜だっていうのに危機感の無い子ね・・・!)
なんだ、ただのツンデレじゃないか。


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酒!飲まずにはいられないッ!
お酒が入って顔を赤らめてるママンちょっとセクシー

それはそうと、琴浦さんの料理を食べるお母さんですが、
やはり素直にはなれないのか、琴浦さんに心無い言葉を浴びせてしまいます。


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「人の顔色をうかがってばかりで、口を開けば妄言ばかり・・・」
「友達が出来たって言ってたけど、それも嘘八百じゃないの?」



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「嘘なんかじゃ・・・ない・・・」

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「みんないつも、そばにいてくれて支えてくれた友達です!」

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「私が一番つらかった時に手を離した人が、わかったようなこと言わないで!!」
な・・・なんと、真正面から言い返した琴浦さんΣ(°д°lll)
でも一升瓶を抱えたまんまなのがなんかシュール


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「な・・・なによ、自分だけが不幸だったみたいに!」
「あんたに巻き込まれて苦しんだ人間のことを忘れるんじゃないわよ!」

負けじと、お母さんも反撃。


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「だったら、助けを求めれば良かったじゃないですか!」
「ああ、お母様ってもしかして友達いなかったんですか?」



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「な・・・なんですってぇ・・・!!」

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「あんたと一緒にするんじゃないわよ、男の趣味も悪い小娘の分際で!」
「お母様だって人のこと言えません、この間会った津山って人だって・・・!」
ためにためた不満をお互いにぶちまける2人。
一見すると、ただの罵り合いですが・・・
あれ、でも、さっきまであった心の壁が・・・?


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「子供のくせに生意気な口きいて!!」
「そっちこそ、大人のくせに!!」


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「ちょっとあんた、こっち来なさい!!」
堪忍袋の尾が切れたお母さん、琴浦さんを引っ張ってきてビンタしようとするも、
なんと琴浦さん、これを回避!!


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そして逆に、お母さんをベッドに突き飛ばす!
これ、1話の、琴浦さんがお母さんに突き飛ばされるシーンの対比になっていますね。


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「お母様のバカああああ~~!!」
そして琴浦さん、クッション攻撃開始!!


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「このっ・・・! いい加減にしなさい!!」
そしてお母さんも全然負けてなくて枕で応戦!!
「このバカ娘!!」
「このバカ親!!」

なんなんだ、この殺伐としてるのにどこかほのぼのしてしまう応酬は・・・


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思いっきり喧嘩して、力尽きてベッドに横たわる2人。
「あんた、なかなか言うようになったじゃない・・・」
「1人で溜め込むなって、友達に怒られましたから・・・」

おそらく、思いっきり喧嘩したのなんて初めてであろう母娘2人。
そうそう、母娘なら、こうやって本音でぶつかり合って、
時には喧嘩することなんて当たり前です。


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本音をぶつけ合ったせいか、どこかすっきりした様子の2人。
琴浦さんが喧嘩の後片付けをしている間、お母さんは眠ってしまいます。
その時・・・


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「ごめんね春香・・・ごめんね・・・」

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お母さんの見ていた夢が、琴浦さんにも見えました。
お母さんが出て行った、あの日。
「あんたなんか産むんじゃなかった」
そう言って、家を後にしたお母さん。
しかし・・・


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「弱いママでごめんね春香、ごめんね・・・守ってあげられなくて・・・!」

やっぱり、お母さんはお母さんでした。
追い詰められて耐えられなくなって、娘である琴浦さんのもとを離れていったけど、
その実、心の中では、実の娘に対する後悔の念に苛まれていたのでした。


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そんな、お母さんの本当の想いを知って、涙を流す琴浦さん。
上辺の心だけを読んで、その人のことをわかったつもりになっていた――
4話で、森谷さんと仲直りした時に感じたことを、再び思い出す琴浦さん。
琴浦さんの、「心の表層部分しか読めない」という設定(?)を、
上手く活かしていると思います。


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(知らなかった・・・言葉にしてくれなきゃ、伝わらない心があったなんて・・・!)

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何年かぶりに、一緒の布団で眠る琴浦さんとお母さん。
翌朝・・・


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「・・・ママ・・・」


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「卵は半熟がいいな・・・」


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目が・・・目が戻った・・・!(´;ω;`)

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かつての優しい眼差しで、琴浦さんの頭をなでるお母さん。
そして、琴浦さんが目を覚ますと・・・


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もうお母さんの姿はなく、テーブルの上には、不格好な卵焼きが・・・
昔のままの卵焼きが作れなくなっているところに、
幸せだった頃からの年月の経過を感じさせてなんだか切なくなります。
それでも、その卵焼きを口にした琴浦さんは・・・


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「全然半熟じゃないですよ、お母様・・・焼きすぎで・・・苦いな・・・」


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場面変わり、琴浦さんの実家。
どうやら、和尚さんが琴浦さんのお母さんに、事件のことを伝えた様子。
やっぱりお母さん、琴浦さんのことを心配してやって来たのですね。


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琴浦さんから送られてきた、卵焼きの写真を和尚さんに見せるおじいさん。


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「まったく・・・昔はもう少しましに作れたろうに・・・あの、バカ娘が・・・」
この場面、おじいさんもきっと泣いてるよね(´;ω;`)


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学校での放課後、直接言葉で真鍋くんに想いを伝えたいと、森谷さんに相談する琴浦さん。


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「気づいたの・・・言葉にしてほしい心もあるんだって・・・」
「私は・・・真鍋くんの言葉が欲しいよ・・・」

お母さんとの一連のやり取りを通じて、
本当に大切な想いを、直接言葉で伝え合うことの大切さを学んだ琴浦さん。


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「こんなこと、直接森谷さんに訊けた義理じゃないけど・・・」
「気にしないで。むしろ、友達の助けになれるならすごく嬉しい
森谷さん・・・ほんとええ子や(´;ω;`)


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とりあえず、琴浦さんも直接言葉にした方が良いとアドバイスする森谷さん。
「私、頑張る!」という琴浦さんに対し、
「じゃあ、行け! 親友!」
と、背中を叩いてエールを送ります。


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「待って! 私たち、親友だよね!?」
「ごめん、無理・・・」


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かつての、友人を失った思い出が脳裏をよぎりますが、
今は、本当に心を許せる親友ができたことを、改めて感謝する琴浦さん。


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そして、クリスマス。
雪が降って、はしゃぐ真鍋くん。
そんな真鍋くんに、琴浦さんは・・・


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「真鍋くんは、本当に心のままの人だよね・・・」
「そんな真鍋くんが・・・私は好きです」



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ついに言った琴浦さん!
しかし真鍋くん、いつも心の中で思っていたせいか、すっかり琴浦さんに対して、
「好き」と直接言った気になっていたようです。


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「いくらなんでも裏表なさすぎだよ!」
「私が、どれだけもやもやしたことか・・・」



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「でも、それが真鍋くんなんだよね。私の大好きな・・・」

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「俺も琴浦が好きだ。ずっとずっと好きで好きで・・・大好きだからな」

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「俺の心・・・伝わった?」

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「うん、全部・・・全部!」

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EDのスタッフロールと共に流れる、その後の日常。
そして、ラスト・・・


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「琴浦!」
「琴浦さん!」
「琴浦ちゃん!」
「琴浦くん!」


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「みんな・・・おはよう!」


本当に、本当にいい最終回でした。・゚・(ノД`)・゚・。
この上ないハッピーエンドでしたね。
今までの伏線などもしっかり回収していて、1クールのアニメとしては、
非常に良く、丁寧にまとまっていたのではないでしょうか。


第1話との対比も印象的でした。
1話の最初と、最終回の最後の登校シーンや・・・


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1話でお母さんが琴浦さんを突き飛ばすシーンと、
最終話で琴浦さんがお母さんを突き飛ばすシーン


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そして、かつての友人の「ごめん、無理・・・」発言と、
森谷さんの「行け、親友!」発言など。
スタッフが、きちんと考えて作っているんだなーというのがよくわかります。


ここまで見終わって、この「琴浦さん」というアニメのテーマは、
大きく2つあったのではないかと思います。
それは、「人は変われる」ということ。
そして、「想いを伝えることの大切さ」です。

「人は変われる」というのは、言うに及ばずですね。
琴浦さん始め、森谷さん、御舟部長、琴浦ママなど、
作品を通じて、「変わった」といえる人物はたくさんいます。

琴浦さんも、最初は弱くて、自分を、他人を拒絶し、
「自分なんかこの世界に必要ない」とまで思っていました。
でも最後は、自分の能力を受け入れ、周りの人たちをを受け入れ、
そしてお母さんに対しても、真っ向から反論できるほどに強くなりました。

もう1つ、「想いを伝えることの大切さ」は、この最終回ではっきりしたと思います。
4話でもありましたが、
「心の上辺だけを読んで、相手のことをわかったような気になっていた」
それが間違っていたことに琴浦さんは気づきます。
心が読めたからといって、その人の全てがわかるわけではない。
本当に大切なことは、きちんと相手に言葉で伝えなければならない。

後悔の念を抱えながら娘を拒絶し続けていたお母さんも、
後ろめたさを感じながら琴浦さんを利用しようとしていた御舟部長も、
そして、お互いに惹かれ合っていた琴浦さんと真鍋くんも、
最後は、きちんと「言葉」で想いを伝えることで、
それぞれの思いに決着をつけることができました。

これは、心が読める琴浦さんでなくとも、
日常生活においても大切なことではないかと思います。
きっと言わなくてもわかってるだろう、
わざわざ口に出さなくても、想いは伝わっているだろう・・・
気恥かしさ、面倒くささ、色々な理由をつけて、
人は本心を隠してしまうことがよくあります。
でも、そうじゃないんですよね。
大切なことこそ、きちんと言葉で伝えなきゃいけない。
そんな当たり前だけど大事なことを、この作品は思い返させてくれました。

・・・と、色々語ってきましたが、
単純に毎回、笑いと感動をくれたこのアニメは、本当に良作であったと思います。
こんなに毎週、次回が楽しみになるアニメに出会えたのは、久しぶりでした。
でも、ここまで綺麗に終わってると、かえって2期は難しくなりそうですね・・・(;^_^A
個人的には、アニメでぜひ妹の絢香ちゃんを観たい! のですけどねー。


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こんなに素直な感動をくれた作品に出会えて、本当に良かった。
素敵な作品を作ってくれたスタッフに、心からありがとうと言いたいです。



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テーマ : 琴浦さん - ジャンル : アニメ・コミック

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